Nijiリクルーティングを創業したのは、一人のLGBT学生との出会いがきっかけでした。
その学生とは、ほかの多くの学生が就職活動を終えている4年生の冬に会いました。LGBT当事者であると事前にカミングアウトしていた学生と面接するのは初めてだったので、そのとき、多少の緊張と戸惑いがあったのは事実です。
しかし、会ってみるとセクシュアリティのことなど全く気にならず、話がとても弾みました。この学生はセクシュアリティの悩みさえなければ、ほかの学生と同じように自分の望む企業から内定を得られていたでしょう。こんな素敵な学生がセクシュアリティを理由に就職に困っているという現実をそこで初めて目の当たりにし、強い衝撃を受けました。
同時に、経営者視点から、こんな素敵な学生なら採用したい企業はたくさんあると感じました。
LGBTダイバーシティを推進することで、就職や職場で悩んでいるLGBT当事者が働きやすくなるだけではなく、受け入れる企業にとっても大きなプラスがあり、ひいては社会全体を豊かにするものだと考えています。
LGBTの悩みはLGBT当事者が考えるだけでは解決しません。人口の90%以上を占めるLGBT非当事者がアライとなり、その輪を社会全体に広げていくことが大切です。
“LGBT”と“企業”の橋渡しになる。LGBT非当事者のアライだからこそできることがあると信じています。
『LGBTダイバーシティを推進することで、すべての人が仕事で活躍できる社会を創る』という企業理念を実現するために。
Nijiリクルーティングのダイバーシティ&インクルージョン
Nijiリクルーティングでは、企業理念を実現するために、社内においてもさまざまな取り組みを実施しております。
性自認、性的指向及び性表現に関して、採用・昇進・昇格・評価などあらゆる面での差別を禁止しております。この差別禁止は、
- 従業員の行動規範
- 取引先とのお取引及びご契約
- 求職者の募集及び採用
などに適用しております。
またNijiリクルーティングでは多くのセクシュアルマイノリティが働いており、パートナーシップ制度、性別移行に伴う治療休暇、通称名の使用、自認の性別での勤務、社内のコミュニティ制度などが実現しております。